福祉業界で仕事をしている人って、儲けることが悪いことのように考えている人が多い気がします。
私は16年この業界にいますが、そのうち半分を管理者として過ごしているのですが、会社と介護現場の「考えの相違」に悩み続けてきました。
今日は、儲けにこだわることの大切さをお伝えしたいと思います。
「会社は利用者のことを考えていない、儲けることしか興味がない」
と思っているそこのあなた!(笑)
考え方や目線を変えるだけで印象がかわります。
🏢会社がないと全員が損をする
当然ながら会社は儲からないと存続できません。だから必死に売上・利益を追うんです。
もし倒産してしまったら…利用者にとっても、あなたにとっても良いことが一つもありません。
どういうことかと言うと、
会社が存続できないということは、あなたの働く場所が無くなるということです。
仕事はしなければいけませんから、新たな職場で関係作りをしたり、業務を覚える労力を割くことになります。
しかも自分でチャンスを掴んで転職するわけではないですから、おそらく年収も下がるでしょう。しかも選んでいる余裕もないため、生活のために納得していない労働環境で働く可能性もあります。
利用者さんにとっても、今まで使い続けてきたサービス事業所を強制的に変えることになります。
せっかく慣れてきて、生活の一部になっているサービスを変更しなくてはいけないわけですから、大変なストレスがかかることでしょう。
利用者を優先に!と考えるなら、事業の存続(経営)を一番に掲げるのは当然のことだと私は思います。
会社のためにサービスを提供してるわけじゃない…けど、精一杯サービス提供をすることは、利用者のためでもあり、会社のためでもあるんです。
これは切り離して考えないことが重要です。
だから会社は利益のことを最優先に考えているのです。そのためには売上を上げたり、営業して新規顧客を獲得する必要性があります。
売上・利益を必死に追っていると、悪いように見えるかもしれませんが、すべて職員・利用者のために繋がっています!
建設的な理解で働くとメンタルも安定します。このようなマインドをもった職員が増えることを願っています!
次回は「数値化できるメリット」について配信します!